溶血しないように採血をしよう!
溶血とは
赤血球の膜が破れ、内部のヘモグロビンが外に流出することです。
採血時に溶血してしまうと測定値に影響を及ぼします。
たとえば検査項目の
- LD
- AST
- 鉄
- カリウム
- NSE
- 血清ヘモグロビン
- アルドラーゼ
- 総タンパク
- ALT
- CK
では偽高値になり、
- インスリン
- BNP
では偽低値になります。
そして、採血時に溶血する原因は
- 細い針( 23G、またはそれより細い針)の使用
- 採血中の気泡の混入
- 注射器採血時に内筒を引く力が強すぎる
- 採血後の転倒混和が激しすぎ
などがあります。
気を付けなければなりませんね。
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